前十字靭帯・半月板損傷の治療日記?

怪我の手術や入院生活、リハビリについての備忘録(にしたい)。

前十字靭帯損傷、手術する?しない?

おそらくこのブログをご覧になっている方は、

・前十字靭帯を怪我した

・再建手術を控えている

・手術するか迷っている

・周りの人が受傷したから調べている

 

そんな境遇の方がほとんどかなと思います。

今回は「手術した方がよいのでは?なるべく早めに」という話をします。

あくまで個人的な意見ですが。

 

なぜこんなことを書くのかというと、

怪我してから6年くらい経って手術したいま、

「もっと早く手術しておけばよかったなぁ」と思っているからです。

 

私は、高校生のとき部活中に受傷、

前十字靭帯損傷と診断されました。

自然治癒はないので、これまでのように部活をやりたいなら手術が必須。

ただし手術すると復帰まで短くても半年で、引退試合に間に合うかギリギリ。

手術しなくても日常生活は送れる。

 

装具つくるからこの日に来てと医者に言われ、その日は帰宅。

手術するよね?という感じ。

 

親は「手術するの?歩けてるじゃん」という雰囲気。

手術はお金もかかるし、術後はひとりで生活できません。

高校生でアルバイト禁止だったため、当然そんなお金は持っていません。

親は仕事。誰が送り迎えとか入院の世話をするのか?

通院すら大変です。有休をとらせて申し訳ない気持ちになったのを覚えています。

 

手術したい気持ちもあるけど、親に迷惑はかけたくない。

部活はしたいけど、正直気持ちは下を向いていた時期で、

怪我を理由に逃げてしまいたい気持ちもある。

 

結局弱い私は、手術しない選択をしました。

部活で参加できるメニューは限られ、試合は勿論無理。

悔しい気持ちは勿論あります。

 

大学に入ってからスポーツはせず、ひたすらアルバイト。

 

普段の生活では、膝に急に体重掛けたりしないように、

などと気にかける場面はあるけど、特に支障はなし。

 

ただ、部活で何回か膝崩れは起こしていました。

自宅において階段のラスト一段で思いっきり体重をかけてしまって

膝崩れになったなんてこともありました。

 

症状としては、痛すぎてしばらくその場にうずくまり、

数分経つと落ち着いて足を引きずりながら歩ける。という感じ。

 

膝は曲がらなくなるが、2週間もたてば元通り。

「なんだ、問題ないじゃん。」と思ってしまいます。

 

しかし、これが良くなかったんですよね。

前十字靭帯が効かなくなったことで、周りの組織が段々と傷み始めていきます。

 

 

前十字靭帯を損傷してから6年くらい、社会人になったいま。

 

半月板損傷。激痛。歩けなくなりました(詳細ははじめての入院・手術①~決断まで~ - 前十字靭帯・半月板損傷の治療日記? (hatenablog.com)

 

靭帯が機能していなくて足がグラグラの状態で過ごしていたら、

どんどん周りの組織を傷つけるに決まっています。

インターネットにもそんな記事ごろごろとあります。

なんでもっと調べなかった。高校生の私よ。

 

いまは本当に後悔しています。

 

高校生の時言い訳なんかせず、手術しておけばよかった。

大学なんて時間は無限にあったし、アルバイトもしていたから手術はしようと思えば受けられた。

 

結果論ですが。後の祭りですが。

もっと早く手術していれば、

・仕事を休まなくてすんだ(大事な時期だったので、、)

・半月板という組織を傷つけずにすんでいたかもしれない

 

変形性膝関節症になるんだろうなあ、未来の自分。

普通に歩けることがいかに幸せか。

リハビリをして、すごくすごく感じました。

 

前十字靭帯のなにが恐ろしいって、

怪我していても生活は送れてしまうから、

パッと見わからない。

重傷だと思われない。

現にうちの母も、相当なめていたと思う。

今この状況になってはじめて、ごめんねぇと思っている。と言われた。

 

 

 

ここまでだらだらと書いてきましたが、

結局何が言いたいかというと、

受けられるなら早めに手術を受けた方がよいと思う。ということです。

 

ネットで調べていて、手術しないと周りの組織がどうのこうの、

将来的にどうのこうの書いてありますが、イメージしにくいと思います。

 

はい。私が例です。

こうなります。

半月板傷めて激痛、一瞬気失うレベル。はい。

おそろしいよ!

 

半月板を損傷して歩けなくなって結局要手術。からでは遅い。

何かがあってからでは遅い!遅すぎる!!

 

もちろん手術は強制ではありません。

現にお世話になった病院の先生も

「年齢によってはおすすめしない」とおっしゃっていました。

手術には合併症もあるので、ノーリスクではありません。

 

でもでも。

やっぱり、受けられるなら。

受けたいという気持ちがあるなら、ぜひ受けてほしいなあ、、、

 

もちろんリハビリは大変ですが。

目先の結果より、長い目で見たとき。

 

本当に何かあってからでは遅い。

 

後悔しています。本当。

 

いま高校生の私に何か言うなら、間違いなく

「細かいことはいいからとにかく言え!手術したいって言え!!」です。

 

 

 

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

入院・手術等についても過去に書いておりますので、

興味がある方はぜひお読みください~